4発目 ボストンキャリアフォーラム第一章
〜フォーラムに向けての準備(登録からエントリーまで)〜
何だよ、キャリアフォーラムって。最初この言葉を聞いたときは、何のことだか分からなかった。これは、要するに、留学していて就職活動をする時間があまりない日本人留学生のための、合同会社説明会、合同面接会、つまり、
ジョブハンティング
の場。主催者は、
ディスコインターナショナル
。このフォーラムは、マサチューセッツ州ボストンで毎年10月末にある
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。期間は三日間。うまくいけば、内定をもらうこともできる。就職を全く考えていなかった私は、興味すら持っていなかったのだが、2004年の夏、友人に行かないかと誘われて、留学しているんだし折角だからということで、参加を決めた。本当の参加の理由は最後に述べることとする。
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キャリアフォーラムは、年間を通じてボストン、東京、ロスなどで行われるが、ボストンでのキャリアフォーラムは米国本土でのもっとも大きな就職活動の場であろう
登録
参加はするにはまず、
キャリアフォーラムのウェブサイト
から登録を行う。登録は無料で、自分の情報を入力して完了である。自分の情報とは、氏名、住所、電話番号、emailアドレス、在学中の、もしくは卒業した大学名、専攻、希望職種、などである。日本語と英語で入力する。 この後は、ウェブサイトにキャリアフォーラムに参加する企業の一覧があるので、気に入った企業があれば、エントリーを行う。
エントリー
エントリーとは、オンラインで企業に、「私はおたくに興味があるので、面接をしてほしい」という意思表示をすることである。エントリーすると、先に登録しておいた自分の情報が企業に送信されるわけだが、簡単なところでは、これが数クリックで終了する。エントリー時に、志望動機や留学中の経験を800字以内で書け、といった要求を出してくる企業もある。そういうところは、ちょっと面倒くさいと思ってしまうが、そこにどうしても行きたければ、書いて出すよりほかはあるまい。
企業研究
エントリーは、企業研究を行って慎重に行ったほうがいいという人もいれば、できるだけ多くのところにエントリーしたほうがいいという人もいる。キャリアフォーラムへの参加はもちろんのこと、企業へのエントリーは無料である。ならば、企業研究もきちんと行い、なるべく多くの企業にエントリーしておくほうがいいような気がする。企業研究とは、その企業が何を目標に業務を行っているのか、仕事の内容はどうなのか、給与や昇給はどうなっているのか、どんな人間に来てもらいたいと考えているのか、などについて、具体的に調べることである。
ちなみに、私がエントリーしたのは、日本イーライリリー一社のみ。というのは、それ以外に希望の企業がなかったのと、企業研究が面倒くさかったからである。参加企業一覧のページで、各企業名をクリックすれば、その企業の簡単な説明が出てくる。また、募集している業種や、必要な学位についても掲載されている。それを見て、面白そうな所がほかになかった。まあ、私の専攻が生化学であることを考慮して、生物系の企業しかみていなかったから、そういうことになったのかもしれない。就職を真剣に考えているなら、自分の専攻と直接関係のないものでも、色々見てみると面白いと思う。
エントリー後
エントリーが終わってしばらくすると、企業側から何らかの連絡がある。「ボストンのブースで待っています」というものや、「ボストンの前の、事前面接を行いたい」、また、「では、志望動機と、留学中の〜について、作文を提出してください」などなど、企業によって様々である。電話がかかってくることもある。「残念ながら今回は・・・」というのも、もちろんある。
私はというと、キャリアフォーラムに参加登録をした後から、登録時に記入したemail アドレスに、様々な企業からのゴミメールが毎日のように届くようになった。実際はゴミメールではないのだが、エントリーもしていない企業から、「ボストンのブースでお待ちしています」やら、「エントリーをまだ済ませていない方は〜」等々、企業の採用担当者からの “エントリー待ってます”的なアピールの為のメールが届くようになったのだ。これはかなりうざい。例を挙げよう。
こんにちは、みずほ証券株式会社 人事部 ○○です。いよいよボストンキャリアフォーラムまで2週間あまりとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか? まだ、当社にエントリーされていない方は急ぎエントリー願います。
証券?? おたくに興味はないよ。そんなやさしい口調をしておいて、どうせ落とすんでしょうが。問題なのは、こういうメールと、エントリーをした企業からのメールが混じってしまうことだ。エントリー時に、別のメールアドレスを使うという手もあるが、あまりそういったことをする人は少ないのではないだろうか。実際私は、イーライリリーから来た
「履歴書その他をメールで送ってください」というメールが埋もれてしまった
。まあ、エントリー時にクリックのみでよかったので、安心しきっていたのも問題ではあるが。まあ、このような手順でエントリーを進めていくわけだ。
第二章に続く