ここでは、アメリカで買い物をするときに知っておくと便利なことをまとめておきます。
■返品
ほとんどの商品が返品可能です。商品が不良品だった場合以外でも、返品に応じてもらえるのが嬉しいですね。しかも、開封品でも返品に差し支えることはありません。例を挙げましょう。
ウォルマートで、$3.99のボディーシャンプーを買ったが、香りがきつかったので、3分の1ぐらい使って返品
ホームディポで、$7.99のノコギリを買ったが、切れ味がよくなかったので1週間後に返品
ターゲットで、$180のDVDプレーヤーを買ったが、リモコンが使いにくかったので2ヶ月半後に返品
ウォルマートで、$300のデジタルビデオカメラを買ったが、2週間使って気に食わなかったので返品
ベストバイで、$970のノートパソコンを買ったが、使い買ってがよくなかったので3日後に返品
返品理由は、実は何でもいいんです。ノコギリの場合、実は切れたけど用済みなので、「切れ味が悪かったから返品したい」と言えば、それまでです。ただし、気を付けなければいけないのは、返品可能な期間内に返品することです。これは、店内やレシートにある Return Policy に明記されています。ウォルマートやターゲットなどの通常商品は購入から3ヶ月以内、電気製品は1ヶ月から1週間、などとなっています。Return Policy には、返品できるもととできないものも明記されているので、返品を考えているなら要チェックです。
こうなってくると、$500のテレビを買って、2ヶ月3週間後に返品、そして別の商品を同じ店、もしくは別の店で購入、そして2ヶ月3週間後には返品、などとできそうな気がしてきますが、返品時にサインを求められますし、身分証明書をチェックしたりすることもあるので、何度も繰り返していると、よくない状況になるかもしれません。まあ、道徳的にこういうことは問題がありますけどね。実際は、返品できるから、と思って気軽に買っても、3ヶ月なんてすぐに経ってしまい、結局そのまま使い続けていることが多い気がします。
クレジットカードで商品を購入した場合、返品時にそのクレジットカードの提示を求められます。返品の手続きが完了すると、返品した商品の代金は、クレジットカードに払い戻され、実際の金銭の受け渡しは行われません。現金で商品を購入した場合は、返品時に現金が戻ってきます。ただし、金額が大きい場合は、小切手が後から郵送されてくることもあります。
返品時には、レシートも必要です。なくさないようにしましょう。クレジットカードで支払いをした場合は、レシートをなくしても、返品可能な場合があります。
商品を誰かへのプレゼントとして購入すると、ギフトレシートというものをもらうことができます。これは、プレゼントとともに、誰かへあげるのですが、その人がそのプレゼントを気に入らない場合、ギフトレシートと共に店にもって行けば、それを返品できてしまうという優れものです。さすがアメリカ。
個人経営の店などは、返品に応じないこともあります。そういう場合は、"No Refund" やら、"all sales are final" などと書かれています。ただし、交渉次第では、交換に応じてくれる場合もあります。
店員はそれなりに親切です。聞けば商品がどこにあるか教えてくれますし、この店じゃなくて、別の店にはもっと大きいものがあるよ、と教えてくれることもあります。ただ、商品に関しての知識は日本の教育された店員にはかなわないでしょう。また、その店では扱っていないブランドの商品については、その存在すらも知らないことが多いです。
商品の扱い方もちょっと雑です。陳列棚から出っ張った商品を、足で押し戻す光景なんかも見られます。日本では考えられない光景です。
ちょっとまともなものから粗悪品まで、多岐にわたります。日本で買えるような「いいもの」にお目にかかることはないと思っていたほうがいいかもしれません。ただし、質は犠牲にしても、安いものは多いです。
EA もしくは ea は、each の略で、ea $2.99 などとなっていたら、ひとつで$2.99ということです。
割引などで 5 for $10 などとなっていたら、5個で$10という意味ですが、1個だけ買った場合は大抵$2です。よって、5個も買わなくても同じ割引率ということになります。アメリカならではのオトク感を強調する表記なのでしょう。場合によっては 1 for $0.75、2 for $1.20 などと、個数によって値段が指定されていることもあります。
LBは重量のポンド(発音はパウンドに近い)の単位記号です。$2.99 LB となっていたら、1ポンドで $2.99 です。ちなみに、1ポンドは454gです。
これは、「1つ買うともう1つ付いてくる」というものです。商品を2つ持ってレジに行くと、1つ分の値段で買えます。このほかに、buy 2 get 1 free や、buy 5 get 3 free などのバリエーションもあります。
これは、キャッシュバックのことです。購入時にキャッシュバックされるのではなく、購入時に渡される Rebate Form という用紙に、自分の氏名、住所、電話番号などを記入し、レシートのコピーと購入した商品のバーコードなどと共に、指定された宛先に書類を郵送すると、1〜3ヶ月後に、小切手が届きます。気長に待てる人向けです。
Mail-in Rebate を受けるためには、キャンペーン期間中に、指定商品を購入し、締切日までに必要書類を郵送しなければなりません。キャンペーン期間は、"Valid on purchases from 6/19-6/25" や、"offer ends 6/30" などとなっていて、締切日は、"Requests must be postmarked by 7/25(7月25日までの消印有効)" などとなっています。
実際は、値札に $99 after $50 mail-in-rebate、もしくは、$99 (price after $50 mail-in-rebate)などと書いてあります。この場合、購入時には、$99+$50=$149 に消費税を加算した金額を払い、後に$50分の小切手を受け取ることになります。
リベートフォームとその他の必要書類をきちんと期日までに送ったのに、小切手が送られてこないケースがあります。こういう場合、向こう側の言い分として、「受け取っていない」というものがあります。リベートフォームの注意書きを見ると、宛名が間違っていて届かなかった場合や、郵送中に紛失した場合などの責任は負わない、などと書かれていますので、実際受け取っているのに、届いていないと言い張って、実際は処分してしまった、という可能性は十分にあります。対策法としては、
@送った書類のコピーを、リベートの小切手が届くまで保管しておく
A書類の郵送は、Certified Mail、もしくは Registered Mail で送る
が挙げられます。ただ、$10ぐらいのMIRに、$7以上する Registered Mailを使うというのはちょっとどうかと思います。私は、金額が小さい場合は、遊びだと思って普通郵便で、金額が$25を超えるような場合は Certified Mailで、信用できない会社の金額が大きいリベート、もしくは指定されている場合、Registered Mail で送ります。
こちらは、Mail-In-Rebate と違い、購入時にキャッシュバックが行われます。ただ、金額はMIRより小さいことがほとんどで、キャッシュバックというより、その場の値引きと言ったほうがいいでしょう。$50 after $10 Instant Rebate となっていたら、支払い時には、$50+消費税を払います。
