ビザの申請


I-20が届いたら、いよいよビザの申請です。ビザには様々な種類がありますが、学術機関(英語学校、二年制大学、四年制大学、大学院など)に留学する場合は アメリカ入国時に F-1 というビザが必要になります。ビザは、申請時に提出したパスポートの査証のページに貼り付けられる形で発行されます。以前はありませんでしたが、現在ではビザの申請には面接が必要になっています。ビザ面接の予約はアメリカ大使館のウェブサイトから行うことができます。

ビザ取得までの流れ

1. オンラインでビザ面接の予約をする(東京大阪那覇

2. 必要書類を準備する

3. 面接を受ける

4. ビザが郵送されてくる


ビザは早めに取得しておきたいものでが、I-20に、8月中旬に来るようにと書かれていれば、面接の予約を6月初旬に入れておけばいいと思います。面接の予約は無料で、面接日の変更もできるので安心です。ただ、パスポート番号を入力しなければならないので、パスポートは早めに取得しておきましょう。それと、早めにビザが取得できたからといって、I-20に記載されている日付の30日以上前にアメリカに入国することはできません。また、大学に通う前に語学学校に通う場合は、その語学学校の I-20でビザを申請する必要があります。つまり、最初に通う教育機関が発行したI-20でビザを申請しなければなりません。


ビザの申請に必要な書類

1. 過去10年以内に発行されたパスポートすべて(現在有効なものは、向こう6ヶ月以上有効であること)
2. DS-156 (Nonimmigrant Visa Application)
3. 写真 (頭の上から顎の下まで2.5cm〜3.5cmで、顔を写真の中央に置き正面に向けて、最近6ヶ月以内に撮影された背景が白の5cm×5cmの写真をDS-156の所定の位置に貼る)
4. ビザ申請料を振り込んだATMのレシート(DS-156の3ページ目の裏に貼る)
5. DS-157 (Supplemental Nonimmigrant Visa Application)
6. DS-158 (Contact Information and Work History For Nonimmigrant Visa Applicant)
7. I-20
8. SEVIS費の支払いのレシート
9. 財政証明書(I-20に記載されている1年分の学費・生活費の合計以上の、自分もしくは親などの残高証明書・給与明細書など)
10. EXPACK 500(送り先に自分の住所と氏名、電話番号を記入)
11. A4のクリアケース(以上の書類をすべて入れる)

以上に加えて、在学中の学生は英文の成績証明書、逮捕歴や犯罪歴のある人は裁判記録または警察証明などが必要。ビザの申請に必要な書類に関して、詳しくはここを参照してください。


なんだか、随分大変そうな感じを受けますが、そんなことはありません。ひとつひとつ確実に用意していけば大丈夫です。まずはパスポートですが、留学が決まったら、取得しておきましょう。

DS-156 はちょっと厄介ですが、オンラインで必要事項を入力すると全部で3ページのPDFファイルが作成されるので、それを印刷します。

写真は、インスタント証明写真でも問題なしです。大使館内に証明写真の機械が置いてあるぐらいですから。ただ、顔と写真のサイズは求められているものでなければならないので、不安なら写真屋に任せましょう。写真は糊かテープでDS-156の1ページ目に貼り付けます。

ビザ申請料を振り込んだATMのレシートですが、まずはここで、現在の申請料を確認します。 ビザの申請料は$100ですが、日本円で支払うことになっている為、申請料は毎月変わります。それと、申請料は必ずATMからアメリカ大使館の口座に振り込むことになっているので、そうするとおのずとレシートが手に入ることになりますね。それをDS-156の3ページ目の裏に糊かテープで貼り付けます。

DS-157 とDS-158 はPDFファイルとしてダウンロードできます。英語のものであれば、必要事項を入力して印刷できます。日本語の説明が付いているものを選択した場合は印刷して手書きします。

$100のSEVIS費の支払いは、2004年9月から必要になりました。クレジットカードを使ってオンラインで支払いを済ませると、その場でレシートが表示されるので、それを印刷したものがSEVIS費の支払いのレシートとなります。後日レシートが郵送されてくれば、そちらを提出します。郵便で為替を送って支払うこともできますが、時間がかかりますし、レシートが郵送されて来るまで気が気ではないと思うので、クレジットカードを使って払ったほうがいいと思います。自分以外の人のカードでも支払えます。詳しくはここを参照してください。

財政証明書は、残高証明書を提出するのが便利です。銀行で英文のものを作成してもらいます。自分の名義の口座でなくても大丈夫ですが、名義人が親でない場合など、不安なら名義人の署名付きの同意書を添えます。

EXPACK 500 は、郵便局などで販売している500円の厚手の封筒です。送料が含まれているので、切手を貼る必要がありません。ビザが発行された後、提出した書類がすべてこの封筒に入ってアメリカ大使館から送られてきます。EXPACKは追跡ができるので、番号を控えておくといいと思います。

クリアケースは、100円ショップに10枚100円で売られているようなもので十分です。封筒のようになっているものではなく、上部と片側が開くようになっているものがいいですね。これにEXPACKは大きすぎて収まりませんが、はみ出ていても問題ありません。


面接当日

1. 面接予約時刻前に大使館に行く

2. 荷物検査を受け、大使館の敷地内に入る

3. 建物の入り口前で、必要書類を担当者に渡す

4. 建物に入ってすぐ、電池で動くもの(携帯電話、デジカメなど)を番号札と交換で預ける

5. 大使館内で名前が呼ばれるまで待つ

6. 名前が呼ばれたら、窓口に行き、左人差し指と右人差し指の指紋を取ってもらう

7. 再び名前が呼ばれたら面接となる

8. 面接終了時にビザが許可されたかどうか口頭で伝えられる

9. 預けたものがあれば、出口で受け取って大使館を出る



なぜ早めに大使館に行ったほうがいいのかと言うと、混むからです。時間ギリギリに行ったりすると、外でかなり待つことになります。大使館内のビザ面接のセクションは、まるで駅の窓口のようです。1番から10番まで窓口があって、F-1などの非移民ビザ面接は2番から10番の窓口です。NIV Interviews (非移民ビザ面接)などと書かれています。面接は日本語で聞かれることも英語で聞かれることもあって、現在は生徒かどうか、大学では何を勉強するつもりなのか、などが決まって聞かれるようです。

私が2000年にF-1ビザを初めて申請した時は、同時多発テロ前だったので、面接などはなく、必要書類を大使館に郵送するだけでビザが発行されていました。今回、大学院に進学することになり、F-1ビザがもう失効してしまっているので、新たにビザを取得するために2005年6月にビザの申請を行いました。日本に一時帰国せずにずっとアメリカに滞在するつもりならビザが失効していても問題ありませんが、年に2回ほど一時帰国する予定がある為、また、ヨーロッパの方に旅行してみたいなと思っていたので、どうしても新しいビザが必要だったのです。2004年5月にUndergraduateのプログラムを終えた後、OPT(詳しくは左のメニューから)をしていたので、EADカードのコピーと身の上の説明をした書類も合わせて提出しました。面接当日はあいにくの雨。9:15分の予約で大使館前に着いたのが8:45。そのときには既に多くの申請者が並んでいました。結局大使館内に入れたのは10:30頃。そして面接が終了したのが11:50でした。

OPTをしていたからか、同じ大学の院に進むからか分かりませんが、OPT申請時のI-20と、院からのI-20のSEVIS number(バーコードに上についている番号)が同じで、SEVIS費を払わずに済みました。それと、DS-156 の 21. Present Occupation の欄は、大学の留学生課の職員によるとOPTを取っているので Student でいいということでした。

最終的に、ビザは2005年6月21日に届きました。面接を受けたのが14日だったので、ちょうど一週間ですね。


2005.6.21