アメリカへの国際線の飛行機の中で、到着までに記入しておかなければならない書類が2種類配られます。ひとつめはI-94 (Arrival/Departure Record Card) という白い出入国記録カードです。ビザが免除のアメリカへの観光客は、緑のI-94Wとなりますが、F-1ビザを持つ留学生は白い用紙のI-94です。ふたつめは、税関申告書 (Customs Declaration Card) です。受け取ったらすぐに記入してしまいましょう。
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アメリカ到着後は、入国審査となります。混みやすいので、乗り継ぎ便がある場合などは早めに移動したほうがいいと思います。入国審査時には、審査官にパスポート、I-20、I-94、税関申告書を提出します。ここで指紋が取られ、顔写真が撮影されます。どの学校で勉強するのかなどと、いくつか質問されると思いますが、悪いことをしているわけではないので堂々として望みましょう。
審査が無事終了すると、書類に「ガチャガチャ」とスタンプが押されます。パスポート、I-20、税関申告書はそのまま帰ってきますが、 I-94は下の部分だけが、切り取られて戻ってきます。この半券には、審査官の汚い字で F1 D/S と書かれているはずですのでよく見てみてください(I-20にも同じことが書かれます)。F1はF-1ビザで入国したという意味です。D/S は、Duration of Status の略で、ビザのステータスを保っている間は、という意味です。スタンプをよく見てみると、D/S の前にUNTIL となっていますね? 観光で入国すると、ここに日付が書き込まれますが、留学生の場合はステータスを保っている間はいつまでもいていいという意味になります。このF-1ビザのステータスですが、授業を12単位以上取得することで保つことができます。詳しくは左のメニューの「ステータス」を参照してください。
I-94はアメリカを出国するときには必ず返却しなければいけない大切書類ですので、大体の場合がパスポートにホッチキスで留められますが、いい加減な審査官だと、パスポートに挟むだけなので、絶対になくさないようにしましょう。紛失すると再発行に手数料がかかります。
入国審査で何か問題があると、別室(Secondary Inspection)に行くように言われます。最近はテロの影響で書類に不備がなくても別室に行かなければならない場合があるようです。
以前私はアメリカに再入国する際、この別室に連れて行かれてしまいました。日本に帰ったり、アメリカかカナダ以外の国に旅行する場合は、I-20 に、学校の留学生課のアドバイザーからサインをもらわなければならないのです。そしてそのサインは1年間有効なのです。当時、私が最後にサインをもらったのは、2001年の12月で、そのとき帰国し、1月に再入国し、6月にまた帰国し、7月に再入国しました。しかし、このとき、サインが12月のであることを理由に、別室に連れていかれてしまったというわけです(6月の帰国は急だったので、大学から、サインがまだ有効であっても、出国する度にサインをもらうように! と言われていたが、サインをもらえなかった)。同時多発テロ以降、いろいろと厳しくなっていますね。それから、通っていたカンザス大学のコンピューターセンター内のコンピューターに何者かが侵入し、FBIまで捜査に乗り出した、ということもあったので、カンザス大学というだけで別室に連れて行かれたこともありました。
結局別室では、「英語が話せるか?」とか、「大学の名前は?」とか、「スポーツチームの名前は?」などと聞かれ、私が、"JAYHAWK" というやいなやOKされました。やれやれ。
一時帰国などでアメリカを出国しなければならない時は、その度にI-20にサインをもらいましょう。詳しくは左の「一時帰国」を参照してください。
